カジノ反対59%という世論調査の不思議
日本世論調査会という団体があるんですね。
で、この団体が3千人を対象に、直接面接をして回答を得る方式で、実質1767人からアンケートを取ったそうです。
その結果、カジノ賛成は約30%、カジノ反対は約65%だったとのこと。
カジノ反対の理由を見ると、
- ギャンブル依存症が増えるから 39%
- 治安が悪化するから 34%
- 子供の成長に悪影響 14%
- 反社会勢力が心配 13%
という理由だそう。
今回の調査結果に男女差についての比率は公表されていませんが、朝日新聞社が実施した昨年のアンケートでは男性は賛成と反対がほぼ5:5だったのに対し、女性は8:2で反対が圧倒的に多かった、とのこと。
いったいどんな聞き方したかわかりませんが、突然「カジノ賛成?反対?」と聞かれりゃ、カジノに行ったことがない人は「反対」と答えるほうが多いに決まってるでしょ 笑。
カジノに行ったことがなければ、それはただのギャンブルでしかない。
連想するのはパチンコとか競輪競馬が関の山ですから。
仮に「ラスベガスに行きたいですか?」と聞いてみたらいい。
少なくとも7割ぐらいは「行きたい」と答えるのではないでしょうか。
ラスベガスはカジノで有名ですけど、アミューズメントとしても有名です。
要は、政府が推進するカジノがどういうものか、を知らない人が多すぎる、ということです。
だって、サヨク系新聞として名高い東京新聞なんて、このアンケート結果の記事下に「カジノとは」という解説が記載されているんですけど、「スロットやルーレットを備えた賭博場」だって 笑。
そんな低レベルの知識を植え付けさせてから、「カジノ必要ですか?」と尋ねたら、誰だってパチンコ屋に毛が生えた程度、しか想像力も働かないことでしょう。
ちなみに日本世論調査会、東京新聞はもちろん、最近有名になった(笑)サヨク系の沖縄2紙、さらにはTBSと朝日新聞も加盟しています。
完全なサヨク団体ですね 笑。
「国民の意見はこうなんです」と中立を装いながら実はサヨク意見が大半を占める、というサヨクが得意とする戦略です。
全然公平じゃない 笑。
仮に、賛成派の意見が大半を占めるような誘導質問を想定してみましょう。
- ラスベガスに行きたいですか?
- ラスベガスにどんなイメージを持っていますか?
- 日本にもラスベガスのような施設があればいいと思いますか?
で十分なのでは。
重要なのは3番目の質問で、「必要ですか?」と聞かれれば「別に必要じゃない」という回答が増えます。
しかし、「あればいい?」と聞かれれば、確固たる意見を持たない人は「あれば行ってみたい」とか「あっても別に構わない」という意見に変わります。
そんなわけで、世論調査なんていくらでも聞き手側の都合で回答を誘導できるんですね。
世論調査=大衆の意見、というのは真っ赤な大嘘、と割りきって考えるようにしましょう。
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