バカラ大勝利後の悲しい出来事~2019年9月記(9)
3日目の夜11時ぐらい。
ヴェネチアンで奇跡の大逆転勝利を収め、Zさんが奮闘中のシェラトンへ意気揚々と移動。
ヴェネチアンを出たところの数名の立ちんぼから声がかかる。
彼女たちの『見る目』は肥えているらしく、負け続きだったときも立っていたのに、そのときは声をかけてこず、大勝利したこの時だけ声をかけてくる。
大したもんです。
彼女たちのほとんどは中国人と思われけど、1人だけブロンドの白人が。
全員とも20代前半くらいで、パッと見では『立ちんぼ』に見えない、一般の観光客みたいな感じ。
もちろん、歩きながら丁重にお断りし、シェラトンに向かいます。
ここまで連戦連勝だったZさん。
勝ち運がすっかり鶴次郎に移ったらしく、ちょい負け状態。
得意の、『大小テーブル細かな移動作戦』を繰り出していたけど、大きく賭けたらハズレる、という『カジノあるある』に取り憑かれた感じ。
も少し勝負する、というので、鶴次郎はオンライン中継のコンピュータバカラテーブルに座り超低額勝負で遊ぶことに。
「おそらく運も底ついたよなぁ」と思っていたので、超低額勝負は結果的に大正解。
1勝3敗ぐらいのペースで、ほとんど当たらない 笑。
確率は2分の1なのに 笑。
最低ベットが10HKドルなので、大きな痛手とはならず、時間潰しにはうってつけ。
で、結局2時間近くZさんの終わりを待ち、衝撃の結末が。
これまでの大勝ちした分だけでなく、軍資金すべて失った、と。
一進一退を繰り返していたものの、なかなか連勝できず、賭け金を上げていき、最後は倍プッシュを3連敗して、ジエンドらしい。
まぁ、軍資金が無くなるのは当初から想定していたけど、あれだけ大勝続きだったのに最終夜でオケラになるとは、さすがにこたえたみたい。
で、これまでメシを奢ってくれたりしてたのでお返しをしようと、豪華ホテルだから最上階とかにカッコいいバーでもあるだろう、と。
最終夜だし、豪華ホテルのしゃれたバーで慰労会を思いついたのだけど、ホテルのカウンターで尋ねたら、なんと、夜11時でクローズ。
周辺のどのホテルでもバーは夜11時にクローズ。
周辺も豪華ホテルだらけでお店なんて一軒もなく、仕方なくカジノ内の食堂にしようと考えるも、社員食堂みたいな感じなのであきらめることに。
ちなみに、カジノのキャッシャーで日本円に両替できるかを尋ねたけど、NG。
仕方なく部屋に戻って寝るしかない、と戻る途中、通路にビールの自販機を発見。
ポテチとかのおつまみも。
しかし小額紙幣までしか使えず、またもカジノに戻って少額紙幣に両替し、自販機で高額の全然冷えてないビールとポテチを購入し、部屋で打ち上げ。
とはいえ深夜3時近く。
風呂に入って4時にはベッドにもぐり込んだのでした。
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