ベネチアンのバカラで大逆転~2019年9月記(8)
3日目の夜9時ぐらい。
最終夜の大逆転を狙うべく、パリジャンへ行ってみることに。
というのも、初めてタイに行った7年前、タイに行く前はラスベガスに行こうと計画を立てていて、そのとき宿泊しようと考えていたのがパリジャンであり、結局ラスベガスではなくタイに向かい、その後は訪タイだらけの旅行となったわけで、当時行けなかったパリジャンに、ベガス店じゃないけど足を運んでみようと思った次第。
さすがにこれまでジャックポット系のスロットで大負けしていたので、もういい加減あきらめて、時間を掛けてどうにかバカラで取り戻すことにプラン変更。
が、あっさり2連敗し、手持ち資金がゼロに 泣。
ホテル代やらフライト代やらもろもろの出費を計算し、あと3万円負けたらちょうど30万円の出費という事実が判明し、3万円をカジノ内の両替所で交換。
2連敗したので、やはりパリジャンとは縁が無かったことを再認識し、シェラトンに戻る途中のヴェネチアンで勝負することに。
パリジャンやシェラトンのカジノよりも圧倒的に広く、バカラ卓も多く設置されており、歩き回って勝負卓を捜し歩き。
条件として
- カードをめくりたいので賭ける人が1人もしくは無人の卓
- 最低レートは1000ドル(2回プレーできる)
- 過去出目を参考にするためある程度ゲーム回数をこなしている卓
をリサーチ。
ようやく条件に叶う卓を見つけ、小綺麗なおばちゃんディーラーと1vs1の勝負。
ここからが奇跡の始まり。
4勝1敗のペースでどんどん勝っていくことに。
2連敗したら卓移動と決めていたものの、1度も連敗が無く、チップがどんどん増えていき、2枚しか無かったチップがあっという間に15枚に。
おばちゃんディーラー、あまりの勝率のすごさに、後方に立っている監視員とか隣のディーラーに、この人すごいんですけど、みたいなことを言ってる感じ。
何か目を付けられた感じで嫌な予感がすると、金持ち中国人が隣に座り、すぐに勝ち運を持っていかれ2連敗し、卓移動。
とりあえずゼロから1万HKドルぐらいまで取り返し、トイレの片隅で記念撮影。
始め同様に条件に合う卓を探し出し、小太りおばちゃんディーラーとサシの勝負。
ここでも高勝率キープを続けていると、先程とは別の中国人が参戦。
この中国人は鶴次郎の勝負強さを見ていたらしく、鶴次郎予想に乗り、でもベットするチップを多くして、自分でめくる、という人。
なので、鶴次郎がベット、彼がめくる、というパターンがかなり続いていくことに。
途中で逆目を張る中国人が現れるも、結局玉砕して卓を離れていくという光景が何度か。
チップ15枚で座ったこの卓。
5枚マイナスか10枚増えてカジノ終了、と考えていたものの、一向に減らず。
20枚のときは、15枚に減るか30枚に増えたら、と。
30枚に増えたときは、25枚に減るか40枚に増えたら、と。
で、最終的に32枚から25枚に減ったので、終了。
香港ドルから円に逆両替するレートはわからないけど、劣悪でも1HKドルで13円の計算でも、25000HKドル持ちとなったので、32万5千円にはなる計算。
そう、トータル旅費やら現地での遊び賃含めても、プラスの領域に!
30万円を2時間かからず、バカラにおいて驚異的な勝率で稼ぎ出すとは、自画自賛 笑。
「スロットやらずに最初からバカラにしておけば」てな後悔はさておき、ここで最後の一勝負、なんて始めると再び全部失う可能性高いため、撤収。
Zさんに連絡するとシェラトンのカジノで奮闘中とのことなので、チップを現金化し、シェラトンに戻ることに。
現金化の前にトイレの片隅でチップの記念撮影してたら、若い中国人たちが「すげーな、韓国人か?」と聞いてきたので「日本人だよ!」と答えると、バツ悪い笑顔でサムズアップしてきたけど、一体どういう意味で聞いてきたんだろう。
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