カジノ法案に反対する前に世界の事情に理解を
今回もカジノ法案のお話です。
前回はこれまでの政府の対応についてのお話でした。
■世界のカジノ
世界最大のカジノは、マカオなんです。
ラスベガスじゃないの?という方もいらっしゃいますが、近年はなんといっても中国マネーの流入が大きな要因となり、群を抜いてマカオが最大市場となっています。
2014年の売上は約5兆1800億円でした。
昨年途中から中国共産党の締め付けを理由に、右肩下がりの不景気となっています。
それでもラスベガスの約6倍もの規模を誇っています。
また、カジノは世界120以上の国にありますが、先進国G8の中でカジノがないのは日本だけなんです。
■エンターテイメントとの融合を
ラスベガスでは一昔前はギャンブルだけで有名でした。
ところが現在はエンターテイメント都市としても有名です。
シルク・ドゥ・ソレイユなどに代表されるミュージカルの聖地、ボクシングの聖地、有名アーティストのライブ会場などですね。
単に一攫千金を夢見るギスギスした空間ではなく、華やかなイメージとなっています。
『オーシャンズ11』など映画の舞台として作品になることも良い意味で露出度が増えますよね。
もちろん風俗産業とも密接にしなければなりません。
カネとオンナは男の夢ですから 笑。
世界中からの観光客に、いかにカネを落とさせるか、が重要です。
日本国民からむしり取ってもあまり意味がありません。
だからといって、韓国のように自国民が出入り禁止なんてのは言語道断。
むしろ、パチンコという朝鮮にカネが流れる仕組みを、カジノで有益に国民に還元する仕組みにすり必要があります。
日本だからこそ実現できる、おもてなしカジノ、なんて大変魅力あると思うですけど。