Wat Pattana Thammaramでタイ人に嫉妬される~2018年1月タイ・カンボジア旅行記(23)
スリン4日目でカンボジア移動日。
嬢のお兄さんの運転で国境の街チョンチョムに向かうのかと思いきや、山中の建設中のお寺に寄ることとなり、いよいよチョンチョムへ。
が、チョンチョムに近づいたと思いきや、幹線道路沿いになる何やら大きなお寺に入っていきます。
どんだけ寺好きなんだよ、という心の中でツッコミを 笑。
何やら大きくキレイなお堂と、多くの客で賑わっているお寺です。
車を降り、先に一人でお堂のほうに歩いていくと「そっちじゃねーよ」的に皆に呼び止められます。
で、皆に着いていくと、プレハブ小屋みたいな建物へ。
中を覗くといつも見る光景、僧侶を前に信者がひざまずき、僧侶と信者が読経して僧侶は皆に水をかける、が行われていました。
プレハブの入り口で靴を脱ぎ、皆(E嬢、お母さん、叔母さん、長兄、その妻、子供総勢4人)で僧侶の前に座ります。
僧侶、やはり最初に突飛な髪の色の嬢に興味がわき、次に日本人の鶴次郎に 笑。
僧侶に手招きされ、嬢と鶴次郎が僧侶に一番近い正面に座ることに。
お母さんと長兄は、僧侶の日本への関心に関係なく、一生懸命話しかけます。
一生懸命話しかけられるのに、日本の話題を振ってくる僧侶。
内心「日本のことはいいからお母さんたちの話を聞いてあげてくれよ」、と思ってました 笑。
続々と客が入ってきて、20人ぐらいになったところでお経の始まり。
皆で読経、お椀の水を移し替え、頭を垂れて僧侶に水をかけてもらう、という一通りの儀式。
事前に購入していたタンブンセットを献納。
で、僧侶との雑談タイム。
相変わらず日本の話を振ってくる僧侶。
一生懸命話しかけるお母さんと長兄。
あまりの一生懸命さに、僧侶も二人の話に耳を傾け、何やら教えを説いたりして、やたら感銘を受ける二人。
すると僧侶は、またも鶴次郎に目を向け、鶴次郎をすぐそばに呼び寄せます。
まず「手を出せ」と。
手を差し出すと、金色の液体が入ったお椀を取り出し、筆を使って手のひらに何やら書いてくれます。
他の一同、「うわぁ、なんて羨ましいんだ」みたいな反応でした。
嬢によれば、超レアな体験らしいです。
さらに、おでこを出せ、と。
まさかとは思ったものの、額にも何かを書いてくれます。
これには一同驚愕。
どうやらレア中のレアケースみたい 笑。
手のひらと額に金色の文字を書いてもらえることは、この上ない経験なんだとか。
最後に、嬢と鶴次郎にだけ、首から下げるネックレスみたいなものまでもらえました。
この時点で、嬢の家族だけでなく、同席していたタイ人からも、「なんだ?あのイープン」的な嫉妬の目を強く感じます 笑。
お母さんなんてたぶん、私にもお願いします、みたいなことをお願いしたっぽいのですが、断られた様子。
プレハブを後にすると、特にお母さんと長兄は、手のひらと額の文字に興味津々。
うわぁ羨ましい、いいなぁ、的な反応と、見せてー、触らせてー、きゃぁー、みたいな感じ 笑。
なので、書かれたほうの手で、皆と握手してあげ、子供には額同士でくっつけてあげました 笑。
個人的には、一体いつになったら国境を越えられるんだ、ということしか頭に無かったのですが、ここまで嫉妬と羨ましがり反応を見ると、寄ってくれて良かったなぁ、と 笑。
もし、機会があればWat Pattana Thammaramに寄ってみてください(結局最後まで発音がわからなかったけど)。
日本好き僧侶が、地元タイ人が羨ましがる貴重な体験をさせてくれるかもしれません 笑。
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