Wat Pattana Thammaramで残念な参拝~2019年1月記(7)

イサーン滞在4日目。

9時過ぎに起床し、変わらずボリューム満点の朝食を頂き、犬たちを眺めてぼけーっと過ごしていると午後。

1時過ぎに弟の運転で子供三人、お母さん、叔母さん、嬢というメンバーでお出かけすることに。

チョンチョムというカンボジア国境の町にある、昨年も行ったWat Pattana Thammaramというお寺に行くそうな。

ちなみにタイ側がチョンチョム、国境渡ったカンボジア側がカジノがあるオズマックという街。

タイ人の発音だと「チョンチョン」と聞こえて何だか楽しい響きです 笑。

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お寺に向かう道中、スパーマーケットの小さい版のお店で買い物することに。

お母さんは買う物をE嬢に言いつけ、2人でお買い物。

水ボトルやらブリックパック詰め合わせやらサラダ油みたいなやつとかを、皆がクルマで待機するなか買い出し。

会計はもちろん鶴次郎のお支払い。

こんな日用品、昨日の市場とか一昨日の市街地買い物のときに買えばいいのに、などと考え事してる間にお寺に到着。

 

お寺に着くと、昨年とは別の建物で僧侶の説法とお経聞きみたい。

この日はブッダの日らしいんだけど、全然参拝者がいません。

すぐさま僧侶のもとに案内され、読経のお時間。

と、思いきや。

お供え物として渡すのは、先程スーパーマーケットで買った商品!

お供え物かーい!日用品じゃないんかーい!!。

お供え物の代金を全額鶴次郎負担ということは、ファミリー全員何のご利益もないじゃないかー。

そーゆーのを日本では『他人のふんどしで相撲をとる』って言うんだぜ。

などと、心の奥底で叫んでました。

お供え物を受け取った僧侶はガサガサと中身を確認し、自分が欲しいものは無かったらしく、付き人に全部預けてしまいます。

その後はお経を唱えられ、竹箒の先っぽみたいなやつに水を付け、頭を叩かれるというありがたい儀式。

お経タイムが終わると、客はファミリーしかいないため、特にお母さんが色々と僧侶に話しかけ、お導きみたいな回答を聞いてる様子。

会話の端々にイープンという言葉が出てくるので、おそらく鶴次郎をダシに何か貰おうという作戦らしい。

 

昨年は日本人の鶴次郎に気付いた僧侶が、普段はめったにやらない、おでこと手のひらに金色の墨汁で仏教の文字を書いてくれたり、首から下げるお守りをくれたりしたので、あのありがたさをもう一度、といったところ。

しかし今年の僧侶は日本人なんてまったく意に介さず。

つか、濃いサングラスしてるし、お母さんの話をまともに聞こうともしないその姿勢は、言葉がわからずとも一目瞭然。

この頃には、まったくありがたみを感じない坊さんに思えてきます。

こーゆー坊さんが自家用ジェット機やらフェラーリやらを買い集めたりするんだろうか。

お母さん、けっこう粘ったものの、次の客が来たためようやく散開。

 

で、あまりにも粘ったので見るに見かねたのか、あるいは参拝者全員に配っているのかわかりませんが、今年は金の板とメダルみたいなのを全員頂きました。

気になったのは電子おみくじ。

昔の日本の駄菓子屋にあった10円ゲームみたいに矢印がぐるぐる回って、止まった番号の紙をもらう、というもの。

で、E嬢が挑戦し、用紙をもらい熟読。

すると、イイこと書いてあったらしく、あんたもやってみ、みたいな感じで10バーツくれたので挑戦してみることに。

コイン投入口に勢いよく10バーツ玉を投入するも、うんともすんとも言わず。

自分で5バーツ玉を取り出し、再度挑戦。

すると投入口の手前の隙間に落っこちて、またも失敗。

 

これはヘンだと思って投入口を覗き込むと、赤外線センサーのようなものが見え、どうやらこのセンサーにコインを当てないと作動しないみたい。

三度目の正直、もう一度5バーツ玉で挑戦し、見事スタート。

止まった番号の紙にはタイ語とともに英語でも記載。

 

グーグルさんのお世話になり、テキスト変換して読んでみるも、まったく良いこと書いてない。

日本のおみくじで言えば、金運悪し、待人来ず、大けが注意、みたいな感じ。

3回も挑戦させられた時点で不運なんですけど。

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昨年は貴重な「金色の文字書かれ」とか首さげお守りとか、わざわざ日本からようこそ、みたいな有難いお坊さんとイイことばかりだったのに、今年は大外れなお寺参りとなりました。

言葉はわからなかったけど、たぶんファミリーは「今年は全然ダメだったね」などと会話していたはず。

そりゃまぁ、お供え物を他人の財布で調達したらご利益ないっすよ。

クルマに乗り込みお寺を後にします。


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