洪水のパタヤを行く~2018年9月記(10)
3日目の昼。
昨日同様13時過ぎに清掃婦に叩き起こされます。
外はどしゃ降りで今日もビッグブッダに行くのはキャンセル。
タイの雨はそれほど長雨じゃないはずと思ってたけど、この日は朝からけっこう長く降ってたみたい。
フロントまで下りてみると、ソイハニーは足首の上まで浸かるような水の量。
部屋は掃除始まったし、仕方なくフロントで時間を潰そうと思いきや、嬢が「レッツゴー」と。
マジですか。
フロントで無料の傘を借りるものの、気になるのは雨じゃなくて足元なんですけど。
一応水の量が少ない地帯を歩き進めるも、ビーチサンダルなのですぐずぶ濡れに。
で、セカンドロードとの交差点。
もう、水が溢れてます。
ぼこぼこ言いながら下水から溢れてます。
もともとは道を横断してセンタンまで行く予定だったけど、こんな洪水の中を進みたくなく、こちら側でどこかランチ食べて、雨が止むのを待とうと進言するも嬢には通じず。
ひざ下まで水に浸かりながら、じゃぶじゃぶと道の横断にかかります。
マジですか。
辺りを見回してもひざ下まで浸かって道を横断する人なんていませんけど。
ただの雨水だけならいいんですけど、下水が溢れてるわけで。
蚊に刺されて痒くて血が出るまで掻いてしまった足首から破傷風とかになるかもしれないし 泣。
まぁ、実際は歩道に近い部分だけがヒザ下までで、2mぐらい車道に出てしまえばくるぶし下まで水は引きます。
意を決して、ぽちゃんと足を踏み入れ、横断にかかります。
幸いにも通行量も激減で、スムーズに渡れます。
でも向こう側の歩道の近くは再びひざ下まで浸かってしまうのですが。
その後もセンタンに行くまでにソイ10、ソイ9、センタンの脇道と、交差点の都度、じゃぶじゃぶさせながら進軍を続け、ようやく目的地センタンに到着。
フードコートでご飯食べて、買い物するためにセンタン来たのに、欲しいものが無いという嬢。
外に出てみると雨は止み、あれだけ洪水になっていた水も完全に引いてました。
ただの濡れ損だったわけです。
マジですか。
同時刻、TwitterやFacebookなどSNSにはビーチロードやサードロードの洪水状態の写真がアップされまくってました。
ただ、別にこの状況は特別なことではなく、雨季には日常茶飯事のタイ。
それでもタイ人ってマイペンライの精神だし、下水排水設備が整備された日本のことなんてほとんどの人は知らないし、水が溢れてもフツーに生活できちゃう逞しさみたいなのはわかるんだけど、日本人からすればアンビリバボーなわけで 笑。
「トイレの紙を流すな」と合わせて、近い将来に下水設備が整備されればいいなぁなんて思ったりした、どしゃ降り後の夕方でした。
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