デパートなセブンイレブンとタイの家族事情~2018年1月タイ・カンボジア旅行記(13)

午後4時半ぐらいにブリーラムのパノムルン遺跡(Phanom Rung Historical Park)を後に、スリンに戻ります。

途中、ブリーラム市街を走ります。

思えばこの2日、こんなに大量の車も人も、信号すら縁のない辺境にいたので、都会の喧騒というか、雑多な感じが懐かしくも感じました。

 

途中、セブンイレブンに寄ることに。

寄ることが決まった途端に、三人の子供たちは大はしゃぎ。

スリンの田舎にはセブンイレブンもファミリーマートもなく、子供にとってはセブンイレブンというのはホントに珍しくて、その喜びようったら、ディズニーランドとかUSJにでも行くかのような、はしゃぎっぷりです。

男の子なんてセブンイレブンに寄ると言われた瞬間から「スパゲッティ!スパゲッティ!」の連呼。

うーん、日本、というか都会の子は恵まれてるなぁ 笑。

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セブンイレブンに寄って、子供たちはジュースやらスパゲッティやらお菓子やらを大量購入。

で、嬢のお母さんも日用品やらお菓子やらを大量購入。

大きな袋、4袋いっぱいに。

聞けば、働いてるカンボジア人向けマーケットで再販するためなんだとか。

セブンイレブンで売ってる商品を、セブンイレブン以上の値段で購入せねばならないカンボジア人も、それはそれで大変だなぁ、と 笑。

いずれにしても、タイの田舎の人にとってのセブンイレブンは、デパートでありアミューズメントであり仕入先でもあるんだなぁ、と。

ちなみに鶴次郎はラベルを凝視し甘くない缶コーヒーを厳選したつもりが、やっぱり甘かった 笑。

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そんなこんなで再出発。

市街地近くというのに水牛が闊歩する異様な光景を観ながら食べ物の匂いが充満したクルマは進んでいき、ほどなくして田舎道の食堂というか雑貨店のような店に停車。

嬢の話では、ドライバーを務める伯父さんの別れた女房一家の店だそうで。

お婆ちゃんと元奥さんと高校生のやたらカワイイ娘が出てきて、小休止。

頼んでもいないのに、ビアLEOを飲まされました 笑。

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聞けば、伯父さん、なんと、3回も結婚しているとのこと。

なんつープレイボーイだ 笑。

一見すると、無口だしほんとに何も考えてないようで呑気な田舎のおっさんなんですけど。

ちなみに店に到着する直前、伯父さんは日本について嬢に訊ねていたそうで、日本もタイ同様にずっーっと暑い国だと思ってたらしく、今の既設は氷点下だよ、と教えると、そんな寒かったら死んじゃうだろ、とマジで驚くほど、世間知らずというか何というか。

それでも3回も結婚するんだもんねぇ。

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で、こちらのお店一家は、初婚の人たちで、カワイイ娘さんは初めての子らしい。

別れても、しかもその後2回も結婚しても、それでもなお、みんな家族のように和気あいあいな姿は、日本ではあまり考えられない珍しい光景でした。

夕方6時くらいになって店を後に、お婆ちゃんの家に向かいます。

カワイイ娘さんに笑顔でワイしてお礼したんですけど、帰りの車中で思い切り嬢にどつかれましたが。


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