香港空港~マカオ間のフェリーが改悪で

香港国際空港からマカオのタイパや外港フェリーターミナルへ乗り入れているフェリーが、非常に使いづらくなってしまいました。

これまでの所要時間は約50分でしたが、なんと20分も長くなって約70分になってしまいます。

さらに2社運行しているうちの1社ターボジェットは、香港発マカオ行きが1日6便から4便に、マカオ発香港行きが1日7便から6便に減便となってしまいます。

もう1社のコタイウォータージェットは今のところ減便の案内はありません。

 

これは非常に残念なニュースですね。

お世辞にも「快適」とは呼べないフェリーですけど、便が減ってさらに長時間乗船しなければならないとは。

どうせなら「不都合なんで値段だけは安くしますね」なんてサービス精神があってほしいところですが、もちろんそんなことはありません。

ただ、香港の上環や尖沙咀とマカオをつなぐフェリーは時間も便も変更は無いとのことなので、不幸中の幸いというか、まだ良かった部分ではあります。

 

この残念なニュースの原因は、香港国際空港の工事の影響によるものです。

最初は「香港マカオ大橋の工事のためかな」と思いましたが、香港国際空港に新たな滑走路となる第3滑走路を建設していることが原因とのこと。

空港公団からフェリー会社に対して、航路変更と航行スピード減速の指示があったそうです。

航路変更はまだ良しとしても、減速の指示はちょっとやり過ぎな感がありますね。
というわけで、ターボジェットの時刻表は、

<<香港国際空港発マカオ行き>>
11:00
13:15
17:00
21:15

<<マカオ発香港国際空港行き>>
07:15
09:15
11:30
13:30
15:15
19:45

となります。

特に、香港からマカオに向かう場合は非常に不便となり、夕方に香港に到着する便の場合、4時間も待つ可能性があります。

その場合は上環まで移動してフェリーに乗船したほうが早いですね。

さっさと2017年末に開通予定の香港マカオ大橋が開通してくれればいいんですけど。


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