チャオプラヤーエクスプレスの楽しみとは~2016年6月バンコク旅行記(29)
3日目の午後。
さんざん歩いて、チャオプラヤー川のピンクラオ橋のふもとにあるチャオプラヤーエクスプレスの駅に到着。
ガイドマップを読んで、ボートの種類やら料金やらを頭に叩きこもうとしますが、受付のおばちゃんが「すぐに来るから!」ということで慌てて切符を購入し、乗り場に急ぎます。
急がされたのにボート到着まで5分ぐらいかかりましたが 笑。
買った切符はヤワラーの中華街近くのラーチャウォン乗り場まで。
途中、全ての乗り場に止まったので、特急とか急行などではなく、各駅停車の船だったようです。
船には多くの乗客で、立っていた鶴次郎も満員電車なみに身動きが取れないほどでした。
BTSやMRTと同じように重要な交通機機関のひとつなんですね。
地元民も観光客もどちらも多かったです。
日本人みたいに「まずは降りる」「順番を待つ」ということをしない地元民や外国人なので、ただでさえ全ての駅で多くの人が乗り降りするのに、毎回混沌とする船内 笑。
ピククラオからヤワラー近くのラーチャウォン駅までは30~40分ぐらいかかったでしょうか。
途中、6つほどの駅に立ち寄ります。
チャオプラヤーエクスプレスからら眺めるワットプラケーオ、ワットアルン、ワットポーはそれなりに趣があります。
ワットアルンは工事中でしたけど。
チャオプラヤーエクスプレスの見どころ、それは車掌というか、乗務員のおっさんです。
船の係留ロープを駅ごとに結んだりほどいたりと、かなりパワーが必要な仕事です。
操縦者とのやりとりと駅の乗客への危険報せのために、笛を吹き続けたり、乗降客の足元注意を促したりと、絶えず周囲に目を配る必要があります。
観光客に訊ねられれば答えてあげるそれなりの営業力も。
とにかく大忙しです 笑。
しかも終始イライラしながら仕事をこなします 笑。
おもてなしとかホスピタリティなんて毛頭ありません 笑。
鶴次郎は手すりの外に腕を出していたら、笛を吹かれ、腕をペシッと叩かれました 笑。
頑固にプロの仕事に徹する、みたいな感じでしょうか。
言っちゃ悪いかもしれないけど、観ていてホント飽きないおっさんでした 笑。
そんなこんなで船はラーチャウォン駅に到着。
船を降りるとき、鶴次郎はおっさんに向かってちゃんと「コップンカープ」と笑顔でお礼を言っておきました 笑。
チャオプラヤーエクスプレス、風を感じる船からの眺めなども楽しみのひとつですけど、おっさんの仕事ぶりに注目の乗り物です 。
ぜひ一度ご観賞あれ 笑。
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