スリン最後の夜~2018年1月タイ・カンボジア旅行記(20)
スリン滞在3日目の夜。
国境近くの水牛飼育場からお爺さんを乗せて、皆が待つお婆ちゃんの家に。
個人的にはスリン滞在最後の夜となります。
たぶんお爺さんは孫のE嬢が里帰りしたので、最後の夜ぐらい宴会につきあおう、という感じでしょうか。
夕方に市街地のマーケットで買った多くの食材を、お婆ちゃん、お母さん、叔母さんが屋外臨時台所で調理していきます。
田舎の超スパイシー料理がどのようにして出来上がっていくのか、非常に興味があって、最初は調理しているところを眺めていたのですが、皆一様に、ビール飲んで待ってなさい、と。
つことで、ちびちび飲みながら、宴会の始まりを待ちます。
E嬢も料理を手伝ったり、出来上がった料理を運んできたり、鶴次郎の口の中に料理を放り込んだりと、そこそこの働き。
で、多くの料理が完成し、卓には溢れんばかりの料理たちが並びきったときには、ビールと胃に放り込まれた料理のせいで、すでにお腹いっぱいでした 笑。
この日も、多くの親族が時間をずらして集まってきます。
そしてその中には、初めて会う、E嬢の長兄の姿もありました。
お母さんと一緒に住んでいるのは三男坊で、長兄と次兄はE嬢よりも年上。
長兄は同じスリンでも少し離れた場所で農業を営んでいるそうで、次兄は別の都市で働いているんだとか。
夜10時を過ぎると、お婆ちゃんもお爺さんもお母さんも子供三人も寝てしまい、途中参加した親戚(?)も途中退出。
残ったのは鶴次郎、E嬢、叔母さん、長兄、三男の4人でした。
長兄はやたら日本のことを聞いてきました。
自動車メーカーのシェアとか、タバコとか、電気メーカーとか、気候とか、経済事情とか。
日本はタイ同様に暑い国だと思っていた、運転手の伯父さんとは大違いです 笑。
このときはまだ長兄の職業を聞いてなかったので、すっかり工業系の人だと思ってました。
たぶん長兄も、妹の里帰りだから、わざわざ駆けつけて来たと思っていたのですが、たぶん、日本人を連れてきた、ということも理由のひとつだったのかもしれません。
ちなみに田舎の夜は早く、この集落も、夜9時頃には生活の音すら聞こえてこないほど、静かになります。
珍しいので、家の壁にいたイモリだかヤモリをパチリ。
ちなみに飼い犬だか野犬だかわかりませんが、わざわざ我々の卓の横にきて、せっせと子作りに励んで、三男坊に怒鳴られること数度。
そんなこんなで会話もそれなりに盛り上がっていましたが、さすがに夜も更け、大量の食べ残しを放置した状態で、夜10時半ぐらいにお開き。
三男坊の運転で宿泊場所まで送ってもらいました。
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