春節フィーバーに群がる情けない日本の企業
中国の春節に伴い、ワイドショーでは日本のデパートやら家電量販店やらの「中国人観光客向け商法と売上向上特集」みたいな企画が増えてますね。
円安元高とかビザ発給の簡素化などを理由に、春節休暇での日本への渡航が増えているんだとか。
とあるデパートではキレイな店員さんたちが、不慣れな中国語を駆使して応対するトレーニング風景を映し出していました。
これがとんだ笑い話なんですが。
怒鳴る、並べない、という低い民度の人たちを相手するのに、「探しものはなんでしょうか?」「色はこれらを用意しております(写真を見せる)」「少しお待ちくださいませ」など、日本人でも背中がムズ痒くなるような応対を中国人相手を想定して練習しているとは 笑。
大気汚染を理由に爆竹は控えましょうと言われているのに平気でドンパチ鳴らし、鳴らした後はゴミはそのまま放置する中国人。
春節で30億人以上が人口大移動することで想像を絶する人混みと大渋滞。
大人たちもオムツをはかないと乗り切れない大渋滞です。
鉄道やバスの切符売場は阿鼻叫喚の地獄絵図。
並ぶことを知らず、怒鳴ればどうにかなると思い込んでいる人たちばかり。
応対する側も同じ人種なので混乱に拍車がかかるのみ。
あー、コワイですね。
そういう人たちを相手に、日本人と同様に応対しようとしても通用するはずがありません。
タイの寺院ではトイレの使い方が異様に汚いため中国人観光客を締め出したほど。
カネさえ持ってりゃ上顧客なんですね、日本の企業からすれば。
カネさえ持ってりゃかなりの横暴さも許されるわけだ。
というか、日本人が海外旅行する際は、100万円以上の現金とか土産物とかを税関で申告するんだけど、海外から来日する観光客には何の制約もないんですかね。
そんなに日本製品が買いたいんだったら、焼き討ちした中国国内の日本のデパートで購入してやれよ、と。
中国人客を想定した応対訓練で平身低頭する日本人店員の姿を見ていたら、ちょっと情けなく感じた今日この頃でした。