日本にもカジノが存在!?すぐそこにある危機
先日、とある地方都市の歓楽街に行ったときのお話です。
仕事上がりに居酒屋で2時間ほど過ごし、いわゆるキャバクラとかが密集している地帯に足を運びました。
数百軒が軒を連ねるけっこう大きな歓楽街です。
この地域の特長は、客引きがほぼ信用できること。
通常、「客引き=ぼったくり」のような構図なので、多くの歓楽街では敬遠しなければいけない存在です。
でも、この地域においては客引きと値段や時間の交渉ができるんです。
1人の客引きでも何軒か担当していたり、ヨコヨコのつながりで客引き同士が客を紹介しあったりもするんです。
で、何年も通っていると、客引きと顔見知りになったりします。
かくいう鶴次郎も、中国人で10年前に来日、現在は日本人女性との間に2児の父となっている客引きが顔見知りの1人です。
そんなわけでフラフラ歩いていると、鶴次郎を見つけた顔見知りの中国人客引きが声を掛けてきました。
約半年ぶりに顔を見たわけですが。
いつものように、客引きは自分の実入りが良い、ちょっと高級店をすすめてきます。
でも、そんな店はこれまで一度も行ったことがない鶴次郎は、今回ももちろんお断り。
で、「マカオで負けてきたからさぁ」などと言ってカネないことをアピールします。
そこに食いついてきた客引き 笑。
本人は行ったことないそうですが、一度は行ってみたい場所なんだとか。
そんなわけで缶コーヒーを奢ってもらいながら、マカオについての立ち話が始まったのです。
カジノやサウナなどについてひと通りの経験談を話す鶴次郎。
話をしているうちに、またも「マカオに行きたい病」が再発してしまいます。
「あー、バカラやりてぇ」「絞りてぇー」などと口にしたわけです。
すると客引き、「闇カジノがそこのビルにあるよ」と。
瞬時に悟った鶴次郎。
そこはゼッタイに行っちゃいかんとこだ。
『警察24時』みたいな番組に、モザイクかかって出演する羽目になるじゃないか。
ということでもちろんお断り。
20年近くこの繁華街をうろついていた鶴次郎ですが、まさかホントに「違法カジノ」がすぐそこに存在しているとは思いませんでした。
100歩譲って、「警察のお世話になることもなく、たまに闇カジノで勝って繁華街で豪遊」なんてことができたとしても、店を仕切るコワイ人たちに免許証とかで素性がバレたら、なんて考えると、とてもじゃないけど足を踏み入れようなんて思いません。
というわけで、日本人が身近で安全にカジノを楽しめて、ワルい人たちの収入源を断つ意味においても、日本にカジノは必要だなぁと思った次第です。