低迷したマカオの景気は底打ちとのこと
2014年から続いていたマカオの不景気事情。
9ヶ月連続で売上が前年割れとなっていました。
期待された2月の旧正月も、なんと前年比でほぼ半減となってしまいました。
それでも、今月に入ってからカジノの売上が回復しているとのことで、これまでの下落に底打ちでは、との見方が広まっています。
中国政府の介入によってカジノ売上の下落が始まった他、円安も下落要因の一つとされています。
日本からの訪問客が減るのと同時に、中国人がマカオから日本へ旅行に向かうようになったのも大きな要因ほひとつとなっています。
ちなみに1月のホテル客室稼働数は約80%。
日本からの訪問客は前年比26%減の1万3千人だったそうで、国別訪問客数では第5位。
やはり円安の影響ですかね。
しかし、ここにきての回復傾向。
さらに5月からは新規の大型カジノの開業ラッシュが控えています。
2017年にはホテル客室数が現在の2倍にも増えるとのこと。
昨年末時点ではマカオの総人口63万人のうち、カジノ関連の従業員はほぼ10%をキープ。
不景気による解雇や給与の削減も無く、順調に推移しているようです。
また、開業ラッシュにはさらに1万6千人もの雇用創出となるとのこと。
ちなみに平均給与は約21万円で、ディーラーに限れば約27万円なんだそう。
これだけの雇用を生み出すんですね。
こういう経済効果を見ると、やっぱり日本にもカジノ創るべきだと思うんですよねえ。