• 2017.2.1
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ドンムアンで日本人おっさんと小競り合い~2017年1月パタヤ旅行記(2)

30分遅れの14:30にドンムアン空港に到着したエアアジア機。

さっそくイミグレに向かいます。

けっこうな列ができていました。

誰だって早く通過したいのは山々です。

でもどこの列も同じように並んでいます。

すると、フツーに並んでていた鶴次郎の前にいきなり日本人のおっさんが横入りしてきました。

 

そのやり方は、「どの列が空いてるかなぁ」と周囲を眺めつつ、しかもぼそっと聞こえるように囁きながら、すっと割り込んできて、そのまま列に居座る、という卑怯なやり口。

 

かなりムっとして、何秒か逡巡。

すると鶴次郎の後方にならんでいる外国人たちから、明らかに不満と思える声が聞こえてきました。

その声に背中を押されました。

 

同じ日本人として卑怯な横入りを見過ごしてはいけない、と。

規律と礼を重んじるはずの日本人がマナーを守らないなんて恥ずべきこと、と。

 

で、おっさんの肩を叩いて、「横入りはダメだよ、みんなちゃんと並んでるんだから」と注意します。

するとおっさん「あ？、どこが空いてるか見てんだよ」と好戦的な態度。

温厚な鶴次郎もさすがにムッとして「だったら列から外れて見ろよ。後ろの外国人たちも横入りにムカついてんだよ。誰だって早く済ませたいけどちゃんと並んでんだよ」と。

おっさん「見てるだけっつってんのにうるせーな」と言いつつ一旦列から離脱しますが、なぜか鶴次郎の真横に並んだまま。

列が前進すると、横に密着マークのまま一緒に前進してきます。

 

並び直すことをせず、しかも嫌がらせのようにマンマークしてきるおっさんに大きな声で改めて注意します。

「横入りしてよく恥ずかしくねーな、ちゃんと並んだって10分も違わねーだろ」と。

 

最初の段階からけっこう周囲の注目を集めてましたが、これが決定打。

さすがに恥ずかしくなったおっさんは別の列に移動をしようとします。

 

が、鶴次郎の前を横切る際、明らかに肩を鶴次郎に当ててきました。

 

堪忍袋の緒が切れました。

 

おっさんのケツに渾身のヒザ蹴りでお返し。

おっさん「イッテーな、この野郎」と凄んできますが、非があるのは明らかにおっさんのほう。

「みんなオメーの無礼な行動見てんだよ。恥ずかしいからさっさと行けよ」と言うと、ちょっとだけ見渡し、自分が注目の的であることを悟って、何列か隣に移動していきました。

 

久しぶりの腹の底から怒りを感じた出来事でした。

普段、特に無礼な外国人が大嫌いな鶴次郎ですが、このときばかりは同じ日本人としてホント恥ずかしく思いました。

声を掛けた鶴次郎が余計なことをしたとしてバカを見たのか。

見て見ぬふりをすればよかったのか。

いや、自分の行動は間違ってない、と今になっても思っています。

人のふり見て我がふり直せ、自分も知らず知らず他人に迷惑をかけているかもしれないので、以降改めて気をつけようと思った次第です。