イサーンの田舎の夕飯とまさかの再会と~2018年1月タイ・カンボジア旅行記(11)

午後6時半過ぎ、マーケットの買い出し後、お婆ちゃんの家に帰還します。

台所あるのに外で調理を始める、お婆ちゃんとお母さんと嬢。

鶴次郎にはビアLEOとコオロギが与えられ、「メシまで待ってろ」と。

寄ってくる犬をかまったり、吠える犬を威嚇したりして時間を潰していると、屋外の炊き出しで出来上がった料理が次から次へと運ばれてきます。

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そして、いつの間にか夕飯というか小宴会が始まっていました。

 

聞けば、毎日のようにこうしてご飯を食べるんだとか。

「いただきます」も「乾杯」も無く、誰が揃うを待つでもなく、出来上がった料理を手が空いた順から食べ始め、仕事から戻ってくる弟だとか親戚の人も途中合流して、食べるだけ食べて、いつの間にか帰っている、という感じ。

基本的にはお婆ちゃんと食事をする、というのが一番重要で、親戚中の決まりごとだそうで。

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この日に限らず、食事の量はかなりのボリュームを作るものの、その大半は残されます。

うーん、文化の違いですね。

 

親戚の人だか近所の人だかわからない人が入れ替わり立ち替わり食べていき、夜9時半ぐらいにようやくお開き。

叔母さんの子二人はお婆ちゃんの家で就寝。

お母さんの運転で、ホテルに乗せていってもらいます。

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翌朝、7時に起床。

パタヤと違って早寝早起きです 笑。

嬢の実家から、嬢の運転でバイク2ケツでお婆ちゃんの家へ。

 

すると、なんと、パタヤにいるはずの叔母さん(しつこいけど28歳)が。

実は一昨日の夜、嬢と合流して以降、彼女は頻繁に叔母さんとLINEで会話してました。

子供たちと話させたり、今からどこに向かう、とか、どこに行ってきた、とか。

昨日のマーケットで子供たちが遊技場で遊ぶ姿を映しながら会話していたのが最後でした。

そしてそのときも「スリンに行く」なんてことは一言も言ってませんでした。

そんな状態だったので、叔母さんの姿はまさにビッグサプライズだったわけです。

知り合いの車で6時間かけて深夜というか早朝に到着したそうな。

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正直、叔母さんの合流は個人的にも非常に助かりました。

陽気というかあけっぴろげというか、一人でも賑やかな性格の人で、鶴次郎にも異常に気をかけてくれます。

鶴次郎は昨日から嬢の実家やお婆ちゃんの家に出入りしてましたが、子供たち三人も含めて、大家族な人たちと何となく壁みたいなものを感じていました。

が、この合流以降、大家族の会話は叔母さん中心で盛り上がることとなり、鶴次郎にも声を掛けたり、「この男バカなのよ」的にエピソードを披露したりで、異様なほど大家族と仲良くなりました。

後から思えば、この再会が無かったら、スリン滞在は気分的にかなり厳しいものになっていたかもしれません。


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