百福麺家
マカオの白米はおそろしくマズく、お粥しか食べていなかったため、チャーハンを食べたい衝動に駆られました。
男一人なので興味あった火鍋屋は量が多すぎてパス。
もちろん観光客相手の高級料理店もパス。
グランドリスボア周辺でB級チックな中華料理店を探します。
そんな中、見つけたのが百福麺家です。
マカオでオススメ百福麺家
往来の激しい通り沿いに面していて、外からも店内の様子が伺えます。
雰囲気はいかにも中華料理屋。
日本のどこの地方都市にも1件や2件は必ずあるだろう的な、やや寂れた感じです。
それほど広くない店内だけど、けっこうな客入りです。
店に入って1人であることをジェスチャーで伝えると、席を適当に指差されます。
運良く4人掛けテーブルに1人だけ座れました。
マカオではけっこう相席にさせられるので、とりあえず一安心。
だって大陸系の人民は、食べるときクチャクチャ、飲むときズーズーと、大きな音を立てることこそ目的、みたいな食べ方するから不快。
お茶が運ばれてきます。
メニューは全てではないけど写真付きで、英語でも書かれているため、料理の想像はしやすいです。
チャーハンを食べようと意気込んで入店したのに、色々と食べたい衝動にかられます 笑。
さらに、同じチャーハンでも海鮮チャーハンがいいなあ、と思っていたのだけど、海鮮チャーハンだけやたら高い 笑。
万が一、美味しくなかったらショックもでかいと考え、安全に蝦醤焼肉炒飯という料理を選択。
写真は無かったので勝手に想像。
エビと肉入りの醤油味チャーハンだろうと。
待つこと数分。
運ばれてきました。
まさしく想像通りの一品。
それなりにボリュームもあって、食の細い女性では完食が大変かもしれません。
そして、いざ実食。
味付けは最高です。
が、そこはやはりマカオの米でした。
タイ米のような、良いパサパサ感とはいきません。
それでも白米として食するよりは十分に食べられます。
食べ終わる頃にはさすがに腹がキツくなってきました。
でも無事完食です。
感想としては、わざわざ食べにくる程の味ではないけど、マカオの米でチャーハン食べるなら十分な味です。
お値段は58HK$にサービス料10%の5.8HK$が加算され四捨五入。
合計64HK$でした。
サービス料が付くので、席に着いたまま店員に合図して会計します。
すぐ横にレジがあって、レジ担当のおばちゃんが座っていても、席で会計です。
ちなみにクレジットカードも使えるようです。
各種カードのシールが貼ってありました。
会計のタイミングになって店員が、この客がようやく日本人と気づいた様子。
たぶん韓国人だと思ってたみたい。
フレンドリーに日本語で話掛けてくれました。
逆に言えば、韓国人は良く思われてないんだな、と。
レジのおばちゃんに「謝謝」と言うと、ニッコリ笑って「ありがとうございました」と返してくれました。
あとでネットで調べたら、けっこう評判の店なようで。
チャーハン以外にも色々と美味しいメニューがあるようなので、今後はこの店を飯屋としようと思った次第。
夜も2時半まで営業しているようなので、ぜひ足を運んでみてください。