シェムリアップのぼったくりトゥクトゥクに注意を~2018年1月タイ・カンボジア旅行記(28)

国境の街オズマックで、多くの勧誘の中から選んだ、シェムリアップのホテルまで2000バーツ、のタクシー。

最初の言い値は2500だったものの、すぐに2000まで下がりました。

で、オズマックからシェムリアップまで2時間半、降ろされたのはシェムリアップ市街のファーストフード店の駐車場。

待ち構えていた背の高い30代男性が「タクシーはここまで、トゥクトゥクに乗るか?」と声をかけてきたのでした。

 

直感的に「やられた」と思いました。

男は片言の日本語を使って、後2500バーツ払えば今から帰るまで3日間、トゥクトゥク乗り放題だ、と。

ここからホテルまで送る、明日は1日アンコールワット観光乗り放題、明後日は空港まで乗せていく、というワケ。

 

こちらに通信手段が無いのを察知し、男はファーストフード店に入っていき、wifiパスワードをもらってきます。

そもそも、タクシーはホテルまでという契約のはず。

しかし、一向に聞く耳持たず。

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頭にきたので、自分でトゥクトゥク見つけてホテル行くから、と断ります。

が、先程まで2500バーツだった貸切料金が、すぐに2000バーツに下がります。

一生懸命、無い頭で計算します。

2000バーツ、約7千円。

シェムリアップでのドル換算レートは120円ぐらいなので、約60ドル。

明日予定していたアンコールワット観光、朝日と小回りで2回乗る必要。

明後日は空港まで2ドル。

ここからホテルまでさらに2ドルぐらい?

と考えていたら、ん?大して変わらないかも?と。

 

で、結局は2000バーツで承諾。

しかし、事前支払い、と言う。

やはりNoを突き返すも、観光会社であることの名刺を渡してきて、運転手の携帯電話から名刺の番号に電話し、男の携帯が鳴るのを見せ、安心してくれ、と。

嬢と顔を見合わせ、考え、結局承諾。

うーん、ヨワイなぁ、おれ。

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片言の日本語話す自称観光業者の男

まぁ、タクシーもトゥクトゥクも囲ってる悪徳(かどうかは不明)観光業者なんでしょうね。

おそらくタクシーを捕まえた時点で、どのタクシーを捕まえても、同じハメに遭遇するのでしょう。

こういうシンジケートというかコネクションというか、全て繋がっているものと思います。

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で、結果的に言えば、翌日もドライバーは一応仕事をこなしました。

しかし、何千台もあろう他のトゥクトゥクを見ていて、我々のトゥクトゥクがいかにオンボロだったか 笑。

運転手は、組織の中の下っ端の下っ端、という感じでした。

決して悪い人間では無い感じで、だからこそ、自分の頭で考えることなく、おそらく超絶安月給で雇われているのでしょう。

それでも、鼻歌唄いながら運転したりで、のほほんと仕事してました。

フツーなら観光客がドライバーに水ボトルを買ってあげたりするそうですが、逆に買ってくれたり。

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ドライバー

うーん、例えば同じルートを辿るにしても、結局同じ目に遭遇すると思うですよねぇ。

どのタクシー捕まえても、どこかで降ろされ、ウチのトゥクトゥク使え、と。

でも、断ったとしても、たぶんトータルで1000円ぐらいしか変わらないはず。

ホテルで斡旋するトゥクトゥクも決して安くないし。

とりあえず、イミグレのイヤなおっさん達、この観光業者、と、初のカンボジアでまともな人に遭遇せず、入国して3時間で、すでにカンボジアがキライになっていました 笑。


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